2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

読書道楽

「知的生活」P・G・ハマトン(講談社) 奈良の古本屋でわずか200円で購入したもの。この本は英語の勉強にも使われるほどの原文は流麗なものだということであるが、翻訳もそれに劣らず流麗で、極めて読みやすかった。でその内容は、というと確かに洗練さ…

読書道楽

「素晴らしい新世界」ハックスリー(講談社文庫) 未来小説。著者は、流れ作業の大量生産体制が始まったことと、社会に蔓延する科学主義と平等思想に恐れを感じたのであろうか。この本で描かれている社会はフォード歴を採用している。個性は全て否定される世…